上高地から横尾山荘まで
2004年7月下旬、いよいよ梅雨明けとなり、かねてからの計画通り、北穂高を目指すことになった。スポッット週間天気予報を念入りに採取し決行日を選んだ。
26日から天気は連日晴れ曇りの繰り返しだが、沖縄方面には台風が接近中だ。うむー、どうするか。台風は長野を避けるかも知れないから、えーい、ヨシ、出かけよう!
かくして27日(火)朝4時起床、5時半出発。車で一路,松本から沢渡駐車場を目指した。途中、妻と運転を交代しつつ、白根、諏訪湖SAで休憩。11時、沢渡の茶嵐バス停から上高地行きのシャトルバスに乗り込んだ。バスは上高地帝国ホテルの前等を過ぎて、45分で上高地大駐車場に到着した。11:45.
ここは
一大観光地で、ホテル、レストラン、みやげ物店が立ち並んでいる。
気高き憧れの穂高連峰は夏雲で覆われて見えない。しかし、梓川の清流がとても美しく川底の玉石がきらきら光っているではないか。さわさわと響く瀬音が涼味を感じさせてくれて耳に気持ちよい。あー、なんと美しく荘厳な景色なのだ。流れの淵になってるところの水が、これまたつめたーい。頭から水の中に浸かりたくなってしまうくらい、魅力的だ。
人の混み合う河童橋を通り過ぎ、キャンプ場の散在するカラマツの樹林を通り抜け、原生林のなかの道をどんどん歩く。左手に梓川を俯瞰してほどなく明神池に着いた。ここで10分休憩。目の前に明神岳がどっかり座っている。
明神から川沿いに歩いて大きな古池の横を過ぎ、二倫草がある樹林を通り、草原に出てくるとそこが徳沢キャンプ場だ。レストランや喫茶店などもあり、何か、カナダかニュージーランド風な洒落たところだ。ハルニレの木陰で休憩。大学生のグループだろうか、楽しげにふざけあっている。日大の診療所もある。
徳沢からは、前穂高を左手に眺めながら深い原生林のなかの道を梓川沿いに歩く。左に大きな屏風岩が見えてきた。もう、このあたりまで来ると、行き交う人も少なく、ましてや都会の人のような格好をしている人はもう見かけない。
横尾山荘に着いたのが午後3時半だった。
この山荘は川沿いにあるので、建物も広くて、旅館のような風呂まで完備している。食堂で給仕する若い人たちは身のこなしがキビキビしていて、なにか東京あたりで給仕慣れした学生のように思える。とても長野の山奥の食堂とは思えない。
夕食後、二人でぶらりと梓川にかかる大橋の上を散歩して夕涼みを楽しみ、山荘に戻って早めに2段ベッドのなかに潜り込んで就寝、深い眠りに落ちていった。(つづく)
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コメント
横尾山荘あたりまでは、危険な場所はないのですね。きれいな景色をみてみたいな・・。山の神は同行してないのですか?だとすると今後が心配ですね・・・。
投稿: カンチャン | 2006年7月19日 (水) 08時22分
あー、書き忘れてたけど山の神は同行してます。横尾山荘は梓川沿いのなだらかな道のそばにあり、まだ山の中には入り込んでません。横尾まではもちろんのこと、その先の槍沢ロッジまでも、ずうっと川沿いのなだらかな道が続くよ。なーんにも危ないところが無くて面白くないくらいだよ。
槍沢ロッジまでは横尾からさらに1時間半。ここではロビーで生ビールが飲めるよ。確か一杯500円だったかな。
槍沢に泊まって翌日槍ヶ岳を下から眺めて帰ってくるのもひとつの楽しみ方だね。シーズン中は山荘にはいろんなものが揃ってるし、道々、三々五々登山客の往来があるから、困るようなことは何もないよ。この夏に山の本を買って読むだけでも避暑気分になれるかもね。
投稿: 悠さん | 2006年7月19日 (水) 13時39分