紅葉の立山黒部バスツアー体験
好天の確率が高い十月中旬、妻と、立山黒部のバスツアーに参加してきました。
清水から5時間かかって長野県の扇沢に到着。ここからトロリーバスなるものに初乗りしました。発着所の係員が大声で場内整理しながら、「オニギリはいかがですか」なんて叫ぶもんだから思わず笑っちゃいましたよ。
黒部ダム駅では看板の前でコース案内をしている駅員が、これまた駄洒落の連発で、ダムという重苦しいようなコンクリート世界の重圧感を和らげてくれていましたよ。
展望台に昇ると、出口正面に雄山が見えました。周囲の山は急峻です。紅葉が綺麗でした。特にダムのすぐ横の紅葉は真っ赤でしたよ。ダムの放水は物凄く、水流がまるで雲のようになって、ゆっくりとフワーッと膨らんで落下して行っていました。見ていてなかなか飽きませんよ。井川ダムなどとは比較にならない迫力でした。
次は、ダムからケーブル に乗って黒部平です。ここはたいしたことはありません。黒部湖の向こうに、屏風状に切り立った山脈がそびえています。こうして眺めると、「後ろ立山」といわれる訳がやっと理解できましたよ。立山っていう呼び名は、聳え立つ山々を指して呼んでいるんですね。昔はタチヤマと呼んでいたそうですから。
後ろ立山の一番高いところが鉢ノ木岳です。友人の高橋夫妻は十月の初めにここに登ったようです。スゲーなあ、と感嘆しましたよ。
さて、ここから更にロープウェーで大観峰へ昇ります。ここはまあ、たいしたことはありません。またトロリーバスに乗ってずうっとトンネルの中を通り、出てきたところが室堂です。時刻は4時でしたよ。
室堂は広い盆地です。名水が湧き出ていました。盆地の向こうに聳え立つ山々の右端が雄山です。山頂にお堂のような山小屋が見えていました。十年くらい前だったでしょうか、正月に雄山を目指した一行が吹雪に巻き込まれて一の越あたりで遭難したんでしたよねえ。晴れた日に眺めてると何の苦労も無く登ってゆけそうな山ですがねえ。山を甘く見てはいけないんですねえ。
広い室堂盆地を適当に歩き回ってセンターに帰ってきましたよ。ま、たいして感動するようなところでもないです。だって、センターの建物のそばには車が数台駐車してるんだから、まったく興ざめですよ。
室堂からはバスで富山県の立山町まで下ります。運転手さんがこの辺りの魅力をガイドアナウンスしながら揺られてゆきます。剣岳が良く見えてましたよ。弥陀が原とか美女平とか、台地が多いんですねえ。台地のはずれは断崖になっていて、称名の滝などの観光名所を造ってるんですねえ。
宿舎のペンションに着いたのは6時半で、外は真っ暗でした。安っぽい宿で、食事も安いなりのメニューでしたが、仕方ないですよね。でもサービス精神は旺盛でして、食後には山などのビデオをスクリーンで見せてくれたり、翌朝の食事中には電子ピアノを弾いてくれたり、見送りでは犬も2匹が立って手を振らされてい
たりしてほほえま
しかったですよ
。
さて、翌日はもう、時間つぶしみたいな付け足し観光です。雨にけぶる称名の滝まで歩かされ、次は宇奈月からトロッコ電車に1時間乗せられて鐘釣まで行きました。トロッコ電車は、静岡の千頭から接阻峡を渡るトロッコ電車のほうが迫力満点だよなあ、などと語り合いつつ乗って行きました。 この辺りは、剣岳や白馬に挟まれた渓谷なんですねえ。電力会社はこういう峡谷を開発して発電所を造ってるんですねえ。大変な仕事だなあ。
私たちの一行は鐘釣駅で降りて、数人が露天風呂まで行ってみました。歩いて15分くらいで、崖の下の河原にありました。石を積んだだけの風呂です。湯に触れてみると、何と熱いですよ。風呂の周りの川の水も温かいではありませんか。熱水はすぐそばの崖の下から川に流れ出ていました。観光客がガヤガヤと足湯を試して喜んでいました。こりゃあホッとするねえ。(*^。^*)
ま、この日の観光目玉はここだけですよ。
あとは、冴えないお土産センターに連れてゆかれて、魚津経由で帰路に着きました。
ちなみに、今回のツアーは、クラブツーリズムという、東京に本社のある、大きな旅行会社でした。バスガイドが熱心で、復路でもあれこれ話をしてくれ、ストレッチまでやりましたよ。添乗員もまずまずでした。弁当の中身も良く、アンケートには90点の評価をつけて返しました。
ところで、これらの写真は、替えたばかりの最新の携帯電話内臓のカメラで撮ったんですよ。結構綺麗に写ってるでしょ。これならもう、重たいカメラを持って歩く必要もなさそうです。いやー、技術の進歩は凄いですよねえ。特にケイタイはすごいねえ。感服しました。
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