2009年3月 2日 (月)

映画「おくりびと」と現実の落差はこうだ。

話題の映画「おくりびと」を夫婦で見てきました。

インターネットで席を予約したのですが、日曜日は予約が取れなくて月曜日に行って来ましたよ。映画館は中高年の客ばかりで、約4割の入りといった感じでした。なんせシニアは入場券が千円なのですから、大勢来ますよ。

ホントに涙と笑いありの心温まる映画でした。最近の映画はとかく、暴力、殺人、裏切り、権力との戦い、セックス、迫力とサスペンスなどが、どうだ、これでもか、とばかり観客に迫ってくるようなものが多い中、この映画は、こじんまりとした、昔ながらの日本映画だなあと思いました。ほんとにこれがアカデミー賞なのかなあ。なにか物足りない気がします

物語は省略します。知りたい方はいろいろWEBしてみると紹介しているサイトがありますからそちらをどうぞ。

ところで私の親は病気がもとで、救急車で運ばれ、病院に着くなり亡くなりました。私が駆けつけたときにはすべての処置が終わっていて、遺体は車輪つきの担架に寝かされていました。その後霊安室に運ばれ、葬儀屋の車で自宅に運ばれました。自宅の布団に遺体を寝かせてから、葬儀屋に、遺体に詰め物をしないのかと尋ねると、「大丈夫です。しなくて結構です」という返事だったので不思議に思ったものでした。

今日、この映画を見てから自宅で、看護師をしていた、うちのお嫁さんとあれこれ映画の中のことを語り合っていてわかったことがありました。

それは、納棺師というのは、自宅で死亡した場合に必要になる仕事であって、病院で死亡した場合は、看護師がすぐに遺体に詰め物をしたり、手を組ませたり、化粧したりしてしまうんだそうです。それは15分か20分くらいでやってしまうんだそうです。鼻の詰め物なんかは鼻の奥まで詰めて、外見からは詰めたガーゼが見えないくらいにしてやるそうです。だから私も自分の親の遺体に詰め物がされてるのかどうかわからなかったわけですね。

お嫁さんの語るところによると、手を胸の上で組ませるのがなかなか難しくて、両手が離れてしまうときは紐で軽く縛るし、口は空いたままで死ぬと閉めてもまた開いてしまうから、あごを頭から縛ってしまうんだそうです。遺体用の化粧品は古いものしか無いので、そんなもので化粧すると、おてもやん見たいに真っ赤なほっぺにしてしまったこともあったそうです。

病院で、死亡の宣告のあと、「このあと遺体の処置をしますので、ご家族の方は廊下でお待ちください」などと告げられるのは、看護師が遺体に詰め物などをし、浴衣に着替えさせるためだったのですね。その作業はたぶん、今日見た映画の納棺師のような優雅な振る舞いではなく、遺体を急いで素っ裸にして看護師が何人かでどんどん詰め物をしたりする手荒な作業では無いでしょうか。死の尊厳など吹っ飛んでしまって、遺体はもう物体として《処理》されてしまうのではないでしょうかね。なんせ遺体の処置をモタモタしてたら死後硬直は早いし、便などもダラダラ出てきてしまうらしいから。

あーあ、ほんとに、死ぬときは自宅で、今日の映画の納棺師みたいな人に、丁寧に丁寧に着替えさせてもらって、葬式を迎えたいもんですねえ。しかし、どうしたら、自宅で死ねるのでしょうかねえ。Cimg2677

アカデミー賞の審査員も、そんな気分で、人の死に対してまごころ篭めて、優雅に処置してくれる仕事に、今の世に必要な、救いと癒しを見た想いがしたのでしょうか・・・

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2009年2月23日 (月)

NHKのど自慢観戦記

2月22日に、清水文化センターで、NHKのど自慢の実況中継がありました。

うちのお嫁さんは、早くからこれに関心を持っていて、市の広報誌に参加募集が載ると、早速応募の準備にかかりました。

出場希望者は、申し込みハガキ1枚だけで予選会参加の可否が決められるとあって、なんとか選ばれるよう、カラフルにあれこれ書き込んで送ったようです。

観覧希望者は申し込みハガキの抽選で選ばれるので、家族全員のほか近隣に暮らす子供達の家族の名前も使って10枚のハガキで応募しました。1.700席に対して7倍の応募があったようです。

お嫁さんには予選出場可の返事が届き、観覧券は1枚当選(2名観覧できる)という結果でした。

さあ、これからが大変。観覧席には誰が座るか、応援グッズはどんなものにしたらいいか。知り合いの皆にも知らせなくちゃ・・・鹿児島のばあちゃんや北海道のお友達にも。

また、ためしに、お嫁さんに、家族の前で歌ってもらいました。曲は「涙そうそう」です。3年前にお嫁さんが自分たちの結婚披露宴でこの歌を歌ってくれたときは、朗々と声が響いていたように覚えてましたが、今回は、なんか声に張りが無いし、艶も無いようです。ま、でも「上手いうまい」と皆でパチパチと拍手で労をねぎらいましたよ。(これが素人には曲者なのさ、ね。)

客席からの応援団扇もなんとかかんとか出来ました。

そうこうしてるうちに日も迫り、いよいよ予選会。予選会は本番前日の正午から夕方6時頃まで、250組が参加したそうです。各自の持ち時間は40秒くらいで、すべて生演奏付きだそうす。6時半に本選出場者が発表され、うちのお嫁さんは落選。本人は、風邪引きとか花粉症とか理由を言ってました。

本選出場者は、そのあと夜8時まで打ち合わせ、翌朝は8時半集合だそうです。

さて、本選当日。観覧者への座席券は9時から配布されるので、いい席がもらえるように朝7時半から順番待ちの列に並びました。8番目でしたよ。先頭の人は岐阜から来たそうで、夜中の2時に着いたそうです。のど自慢の追っかけもいるんだねえ。へーぇ。

9時過ぎになってハガキと交換され、いただいた座席券は、中央の前から2列目でした。かぶりつきだね。Image137

11時45分から開演です。地元NHK放送局や市長の挨拶、ディレクターからのお願い、拍手の練習のあと、徳田アナの登場。彼が皆を笑わせながら12時15分を待ちました。客席の応援団確認もありました。 ガンバレという紙が舞台から見ると、レバンガになっていたりしてましたよ。(*^。^*)

出場者は客席側から舞台に上がり、両袖に分かれて開始を待ってます。カメラは大型3台と小型1台。

さあ、いよいよ本番開始。ゲストは山本譲二と石川さゆり。出場1番は次郎長の妻お蝶に扮した女性です。鐘2つ。2番目は元気な青年。目の周りが赤くなっていて上がってる様子。

妊婦姉妹や大工さんやブラジル人など見た目を楽しませてくれる出演者2009222nhkが多いですね。歌のうまさで出場できただろうと思われるのは5~6人ですかねえ。

放送の最後に、長い拍手をさせられて1時20秒頃に放送終了でした。この後はアトラクションで、チャンピオンになったブラジル人が歌の1番全部を気分よさそうに歌い、ゲストがカラオケで2曲づつ歌ってくれました。石川さゆりのファンだといって舞台のそばまで来てゴチャゴチャしゃべる親父が出てきたりのハプニングもありました。

ま、こうして、私たち夫婦は、たのしい、のど自慢放送への参加ができました。これも元気な物おじしないお嫁さんのおかげです。

お嫁さんは、「今度は夫婦で出て、オヨネーズの麦畑をやろうかな」などと意気軒昂です。皆さんも出場応募してみてはいかが?

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