2007年12月 6日 (木)

舞妓の踊りを見るには

妻が、「せっかく京都に行くなら、舞妓さんの踊りを見たい」と言うのです。

舞妓の衣装を着せてもらうサービスが人気らしいから、それをやってみたらどうかと薦めたら、そこまではしたくないと言う。大金はたいてお座敷を掛けるならともかく、舞妓の踊りを見たいという要望に応えるのは、ちょっと難問でした。

インターネットで舞妓を検索していたら、京都伝統芸能館ギオンコーナーなるものを探し当てました。小一時間で伝統芸能を見せてくれる中に、舞妓の踊りもあるとのこと。料金は2800円。これがいい。京都での夜はここに行って見ようという計画になりました。

それは、祇園の弥栄会館の中にありました。夕方6時半からの切符販売には、10人くらいしか来てなくて、ホントにちゃんとやってくれるのかなあ、と心細かったのですが、外人たちが結構大勢来て、開演前には団体客も加わり、賑やかになりましたよ。

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まずは、茶道裏千家のお手前。客には外人が2人座りました。お琴の音にのって華道池坊の生け込みです。                    

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次に雅楽狂言があり、それからやっと舞妓の踊りで、月は朧に東山ァ~という唄にのせて踊ります。  踊りそのものは大したもんでもありません。まー、手足を動かしてる、っていうくらいで、さっぱり情緒の無いものです。最後が文楽で八百屋お七です。3人がかりで演じてました。

これらが京の伝統芸能ということらしいです。茶道、茶道、能、狂言などは、室町時代の東山文化が生んだもののようですね。当時の武家を中心にした、簡素、幽玄の表現と武家的作法にその特徴がありますね。

当時は、悪党が割拠し、戦乱、強盗、年貢の重税、公事、夫役と飢え、貧困、 疫病など、人口の殆どが農民だった当時の庶民はろくな生活が出来なかった、今の世の中とは比較にならないくらいの大変な時代だったようですが、政治に無能な将軍を中心に、このような芸事が流行っていたのですねえ。西洋でも、中国でも、芸術の発祥は、特権階級の贅沢三昧から生まれてるんですよねえ。

庶民は搾取され虫けらのように虐げられていたであろうことに思いを馳せると、なにか、とてもやりきれない気持ちになります。

金を湯水のように使って、宴席を設け、こういう芸能をやらせて、お大尽遊びなどしなくてもいいから、皆が仲良く、つつましく、平和に暮らせる世の中が一番有難いんじゃないでしょうかねえ。

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