2008年4月30日 (水)

百蔵山から扇山へ

春の足慣らしに、仲間7人で、大月市の百蔵山から扇山を歩いてきた。

猿橋方面から百蔵山に車で入る道は、標識を見て百蔵山とだけ表示されCimg5324_2ている道をまっすぐ進入していったら、和田美術館の下あたりで道が狭くなってしまった。仕方が無いから近くの空き地に車を止めて、そこから山に向った。

美術館の上まで行くと、なんとそこに駐車広場があった。ちょうど来た人に尋ねたところ、車で登ってくる途中のY字分岐路の標識で、百蔵山扇山という標識の方向を上がってくれば、この駐車広場に来れたそうなのだ。

駐車場の左手の一段低いところから、林の中に入ってゆく小路がある。これが登山口だ。小路に踏み入るとすぐに、カラフルな標識や、かわいらしい家の形の登山名簿入れが設置されている。ヒノキ林の急斜面をトラバースして高度をかせぐ。Cimg5325 Cimg5326

35分も登ると林が切れ、50分経つころには尾根に出るのだが、私の体調は最悪で、登りが辛くて辛くてもうリタイアしようかと思ったくらい。後から思うに、斜面を上がるための筋力がすっかり衰えてしまっていたようだ。

正月に風邪を引いて一月間さっぱり運動してなかったから、それで筋力はガタ落ちになったらしい。2月からジョギングを始めたけど、山登り向きの鍛え方はして来なかった。それがこれほどこたえることになろうとは・・・あーしんどかったぁ・・・・

百蔵山の頂上には1時間10分で着く。山頂からの眺めは、春霞でろくに見えない。Cimg5333 Cimg5332 Cimg5331 Cimg5330

大月秀麗十二峰の一つだという案内板がある。

ここから、大久保山まではアップダウンを経て2時間10分かかる。途中の直登がきつい。4人の男仲間は私より年下で体力も強いから、さっさと先に行ってしまったけど、私はハーハーヒーヒーの息で、途中何度も立ち止まってやっと歩き切った次第。マイッタァー。

大久保山から扇山までは20分。扇山の山頂はなだらかなCimg5336 Cimg5335 Cimg5338 Cimg5337_2丘になっていて、桜が咲いていた。眺めはこれも春霞でサッパリだった。

ここで昼食と昼寝。

頂上から来た道を少し戻り、分岐を下に下ってゆくと、梨の木平まで1時間半の歩きやすいジグザグ曲がりの道だった。 車は、百蔵山から先に下山した仲間が回送してくれてあった。Cimg5349 Cimg5348 梨の木平が扇山の登山口だ。

大月は桜や桃が咲き、神社では賑やかにお祭りの人出がしていた。時間があれば、富士吉田名物の、太いうどんでも食べてくればよかったなあ。

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2007年11月 4日 (日)

秋の富士山麓幕岩コース

Cimg4535_5 Cimg4537_2 Cimg4549_2 11月3日に、富士山麓のハイキングを楽しんできました。紅葉が綺麗でしたよ。

表富士スカイラインの水ヶ塚から幕岩を巡って来ました。

あまり予定も組まず、地図も持たず、適当に歩き回りましたが、皆さんにはこの写真の案内板のコース①~⑨をお勧めしたいと思いますよ。Cimg4574_4 Cimg4573_3 Cimg4542

  ①②⑨の写真です。ここまで50分。

道はなだらかな直登で、溶岩流跡のようです。黒い溶岩の上に赤い紅葉が散っていて、とても綺麗でした。コケ類も陽に輝いて緑がとても印象的です。

私たちはここから東の幕岩に向かいました。緑の回廊と名付けられている、幅2~3mくらいの、平坦な広い道を、山腹に沿って歩きました。木々はよく管理されている様子で、名札が付けられていて植物園の中を歩いてゆくような気分です。珍しい桃色の花が咲いている木がありました。これはなんという木なのでしょうね。ターザンごっこでぶら下がって遊べる、数メートルの蔓(つる)が道の真ん中に下がってました。きっとここを通る人は皆触っていくのでしょう。途中に、④の、コース案内の地図がある休憩所があります。         Cimg4546 Cimg4547 Cimg4548 Cimg4550

40分歩くと写真のような分岐点⑤に着きます。幕岩へはここを上に行きます。10分くらい登ると幕岩分岐点示があります。ここを右に下ってゆくと幕岩が現れます。ここで昼食。Cimg4552_3 Cimg4553_2 Cimg4554_2 Cimg4566

幕岩分岐点に戻って、御殿庭と双子山方面の分岐を目指しました。登ってまもなく双子山への分岐があるのですが、標識の示す方向は溶岩流の川なので道は見当たりません。しかし、帰路にもう一度良く眺め回したら、川の左前方の高みに、標識が見えました。右端の写真がそこです。双子山へは溶岩の川を越えて行くらしいです。道もあるのでしょうね。Cimg4555 Cimg4558 Cimg4559 Cimg4563 Cimg4564

綺麗に手入れされた唐松林の向こう正面に見えているのは、宝永山ですね。飛行機が2機飛んでましたが、左端の空の写真でわかりますか?九州に向かってる旅客機だそうです。双子山も良く眺められました。双子山に向かう道も見えてますね。広い道ですね。このあたりですれ違った夫婦が言うには、御殿庭に向かう道は途中で崩落しているらしいとのことでした。私たちは、もう2時前だったので、ここから下山しました。Cimg4569

左の写真は⑤の右下の分岐点です。左の幕岩方面から下りてきて、カメラの方向に下って、水ヶ塚を目指しました。Cimg4571 途中の道は広くて、4mくらいの道幅があります。ここは昔の富士登山道だったのでしょうかねえ。こんなに広くよく整備していてたいしたもんだ。右の写真は、③の分岐点です。これを水ヶ塚に向かうと②に出ます。ここからは狭いくねくね道です。

とにかくここは、樹木がよく手入れされていて、大きくて立派です。山が大きいから、道も広いです。しかしコースは長いので、幼児には無理でしょう。やはり大人のハイキング向きでしょうねえ。自然を楽しむにはとてもすばらしいところでした。

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2007年7月29日 (日)

ここは毎日が山小屋気分。

Cimg1119 「どう?最近はどこか、山に行った?」 友達がそんな風に声をかけてくれることがある。

「いやー最近はどこにも行ってないよ。なんせ内孫の世話で忙しくて・・・」 と私は答える。

実際、孫の世話が忙しい。今月は、お嫁さんが2番目の子を出産したので、私たち夫婦はつい先日、お嫁さんが退院してくるまでの10日間くらい、1歳半の孫を世話してきた。1歳半くらいの子供は自分ひとりでは居られなくて、常に大人の姿が見えてないとキーキー泣くので、ほんとに四六時中孫に付きまとわれて暮らしていた。こんな暮らしにはホントに疲れた。

そんな孫の世話で山に行けないというのは言い訳で、ほんとのところは、今のこの家が山小屋のような環境にあるから、あえてわざわざ山に出かけようという気持ちが湧いてこない、と言うのが本心だと思う。

この家の周りは他に3軒の家が隣接しているが、道はすぐ行き止まりになっているから通り抜ける車がない。通行人も殆どいない。道の反対側は低い山地で、みかん畑などに利用されている。小鳥が多く、朝早くからさえずっているし、彼らは我が家の庭のつくばいの水を飲んでいることもある。

家の裏は低い丘で、3千坪の公園で桜や梅の名所である。私は毎日この丘の坂道をジョギングして汗を流している。

今の季節は、早朝は、もやが立ち込めていて、庭や家は朝露でしっとり濡れてしまう。日中は、裏山からの涼しい風が家の中に流れてきてとても気持ちがよいから、エアコンはまだ使ってない。涼しい風は特に宵に庭から家の中に流れてきて、一階の部屋はホントに、山奥の家か山小屋のような冷ややかさに満たされてしまう。そんなときは板の間でごろ寝しているのが一番だ。

さらに夜中になると、窓から月を眺めながら眠る。月はまるで花札の絵のようで、こんもりした木立の上に、ぽっかりと丸い顔を浮かべてくれる。こうこうと輝く月を眺めて見とれているうちにいつしか眠ってしまう。

こんな暮らしぶりだから、わざわざ自然を求めに出かけなくても、ここがすでに山小屋みたいで、ここに暮らしているだけで大満足という状態なんです。だから、いつまでたっても一向に山に行きたい!という気持ちが湧いてこない。そんなわけで、このブログもご無沙汰が続いて申し訳ない次第です。

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2007年5月 6日 (日)

御在所岳登山

平成19年5月5日、初老の3夫婦で、三重県の御在所岳に登山して来ました。

途中、3車線もある伊勢湾岸道路の立派さに驚き、名古屋港のブリッジと17基もあった荷揚げグレンにびっくりしながら菰野町に入って湯の山温泉に向かい、温泉郷の手前を山の中のほうに車で入っていきました。

登山はいきなり急峻な直登で、以後コースの殆ど全部が直登で、花崗岩の巨岩の中をよじ登っていきます。巨岩のオブジェとアカヤシオの群生がとてもきれいでした。

Cimg3716_5 Cimg3717_3 Cimg3718_1 Cimg3720_1 Cimg3722_5 Cimg3723_2 Cimg3729_1 Cimg3727 Cimg3731_1 Cimg3733 Cimg3735_1 Cimg3739_1 Cimg3736_4 Cimg3797_1 Cimg3742 Cimg3751_1 Cimg3762_1 Cimg3746_2 Cimg3755 Cimg3757_1 Cimg3766_1 Cimg3767_1

頂上のすぐ下にある見晴台に着いたのは登り始めてから3時間弱後です。

巨岩の中で、変わっていたのが地蔵石といわれる、2本の石柱のうえに四角い石が載ったもので、なんとも不思議でしたよこれは。

頂上は広場になっていてロープウェイの発着所があり、食堂もあります。本当の頂上には一等三角点があり、それはもうひとつ向こうの頂なんだそうです。標高1212m。

Cimg3770 Cimg3773_1 Cimg3772_1 Cimg3777_1 Cimg3771Cimg3778_1 Cimg3780_1 Cimg3781_1 Cimg3784_1 Cimg3788_1

Cimg3798

下山には2時間でした。汗ぐっしょりかいて真剣に登り降りして歩きました。足元が危ないところの連続なので、いつもの山のように世間話をしながら気楽に歩くなんてところはありませんでしたよ。

帰路では刈谷SAできしめんなどを食べてきました。今、高速道路ではアルコールは一切売ってないんですねえ。これは、「へえー」でしたよ。(*^。^*)

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2007年3月18日 (日)

山より庭好きになってきた

Cimg3316 庭が出来たら、あまり山歩きに行く気持ちがなくなってきた。

山小屋風の庭には35種類の植物が植えられている。どんな花が咲き、どんな実がなるのか知らないものも多い。これから緑になってゆくのが楽しみだ。知らない植物はインターネットで探して見ている。

テレビ番組も日曜日の朝5時過ぎからの、素敵なガーデニング などを興味深く見るようになってきた。

家庭菜園も併設しているので、畑の世話や庭の手入れをしていると時の経つのも忘れ気味になる。

若い頃は、老人が庭の手入れを喜んでしている姿を見て、その気持ちが理解できなかったけど、いま、だんだん自分も老人の領域に入りつつあるようだ。

山歩きを趣味にするのは、なにか、開放感を求める心が動機になっているように思える。職場や住まいでの人間関係や緊張、閉塞感。そうしたものが人を山に向わせてゆくように思える。

いま、自分が環境に恵まれた山の中の家に住み、庭のいろんな植物に囲まれて暮らしていると、さっぱり山に出掛ける気が起こらないのだ。わざわざ出掛けていかなくとも、もうここが山の中の庭なのだから・・・・

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2007年2月18日 (日)

行政書士のハイキング

Cimg3210 行政書士会の会報に、ハイキングの案内が載っていたので応募した。

2月17日(土)、私達夫婦は実に一年ぶりに山に出掛けたことになる。行政書士7名(うち女性2名)と私の家内の一行は、8時に安倍川駅を出発して静岡市と焼津市の境にある、満観峰に向った。

山道に入り少し歩いて小野のお寺で服装を薄着にして、準備体操を行い、朝鮮岩からの展望を楽しみ、丸子富士への急登を経て403mの満観峰に11時頃到着した。頂上ではつまみを拡げてお酒を少し飲み歓談し、それから花沢山に向った。

日本的に有名な日本坂を経て直登のアップダウンの多い山道を通って花沢山に着いた頃には皆疲れてきて口数が少なくなっていたよ。リーダーは十数年の経験者とのことで、判り易いコースでは初心者を先頭に立てて自分はしんがりを務めていた。

感心したのは、歩きながらのゴミ拾いだ。このグループでは「一人1個のゴミを拾って帰ろう」という、スローガンを持って実行していることだ。写真はそのゴミ拾いの様子を撮ったものだよ。私も農薬の瓶らしいものを拾った。Cimg3208

さらに感心したのは、ハイクは3回目だという初心者が先頭を歩いていたところ、上の方から下ってくるハイカーと遭遇した。上から来た人が立ち止まって我々に道を譲ってくれるらしい。そのとき、我々の先頭が「有難うございます」とはっきりrとした口調で挨拶をした。それが私にはとてもさわやかに聞こえて感動した。

大概のグループでは、そういう場合「こんちわ~」とか、小さな声で「すいませーん」くらいのお義理の挨拶だと思う。きょうのような、はっきりとした声での「有難うございます」と言うのは聞いたことが無い。あの先頭の人は立派な人だと感じた。ゴミ拾い運動といい、挨拶と言い、さすがにこのグループは人間のレベルが高い。さすがに皆、行政書士だけのことはある。自分も行政書士の一人として、今回、こういう人たちと一緒にハイクが出来たことを誇りに思う。

花沢山からは小浜に出るコースをとり、2時半頃に小雨がパラパラ来たので、そこまでタクシーを呼び、3時半頃に黒潮温泉に行って汗を流し、軽く一杯会をして解散したのが7時頃だった。あのとき、タクシーなど呼ばずに、雨合羽を着て町まで歩けばよかったのにと思うよ。まー、ちょっと贅沢するところも行政書士らしい?のかな。

蛇足で、昼食に自分が選んだ、セブンイレブンの、炭火焼牛ステーキ弁当はまずかったよ。肉が硬くて噛み切れない、咀嚼するのに顎がくたびれてしまうんだ。あれは水牛の肉だよ。もっとも、650円でいい肉が入ってると思うほうが馬鹿だよね。さらにまた、肉が硬くて不味ければ止めればいいのに、食い意地と言う奴は止めずに頑張って3切れ全部を食べてしまい、後で、止めときゃよかったと後悔するんだ。どうしようもないね。ま、ふだんコンビに弁当など食べたことがないから買って見たけど、騙された気分でがっかりさ。ご参考まで。

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2006年7月30日 (日)

いよいよ頂上アタックへ

今日は7月30日。天気図では、東シナ海に高気圧があり、週間天気も安定している。こういう時期こそ登山に最適だ。山は梅雨明け10日(が良い)の言葉通りだ。山歩きを趣味にしていると、この時期には必ずどこかに登山しなくてはならないかのような義務感に責められる状況があるが、今年は我が家の建築を見守る毎日なので、あえて登山はしない。こうしてブログで過去の登山を記録しつつ、当時の感慨をジックリと噛みしめることも有意義な夏の過ごし方ではなかろうか。

さて、涸沢で景色を堪能して、いよいよこれから北穂に向おう。ここからの標高差は800mだ。標準所要時間は3時間。今の時間は10時。

涸沢小屋の右手の、ガレた沢を標識を確かめながら登ってゆく。Pim0002 Pim0005  やがて大岩が現れる。これを左に曲がるとお花畑が出現。この中をジグザグに進む。花畑で写真を撮ったけど花はパラパラとしか写ってなくて、本で紹介しているような豪華さを表現するのは難しい。

やがてお花畑は ハイ松帯に変わり、道は累々とゴロゴロした岩が積みあがったゴーロになる。歩きにくく迷いやすい。岩にペンキで描かれた目印を確かめながら登ってゆく。

こんどは鎖場がでてきた。50mくらいの距離だろうか。鎖に掴まってスラブ状の岩場を登る。最上部には鉄ハシゴがあり、そこを登り終えて休憩した。

ここから見る前穂高は美しい姿だ。北尾根が鋸歯状に連なり落ち、雪渓を抱いてきりりと立ち上Cimg2031_3がっている。 涸沢のキャンプ場のテント群が小さく眺められる。

登っている時にはなにを考えてるかと聞く人がいるけど、単独行ではじめての山では、道を間違えないようにあたりに注意を払い、足元を確かめつつ真剣だから、余分なことなど考えてはいられないのだ。楽で単調なコースになれば雑談も始まるけど、岩場では懸命で無心だ。

さて、ここからは急登だ。ジグザグに登ってゆくと、尾根はしだいに痩せてきて道の両側が切れ落ちてくる。短い鎖場と6段の鉄梯子を登り大岩がゴロゴロする道に出てきた。ここまで来るとやっと今日の目的地の、北穂高山荘らしき建物が見えてきてホッとする。難所は無事に通過し、あともう一息で山頂だと思う。

南稜のテラスと呼ばれる小さなキャンプ地に出てきた。おやおや、雷鳥さん親子が居るじゃないの。カメラを取り出し、だんだんに近づきながらシャッターを切っていった。子鳥がジャンプして茂みに入っていった。親鳥は悠然としてあまり動かない。

登山の記念にカラカラに乾いて白っぽくなった枯れ枝をもらってザックにしまった。石は持ち返っちゃいけないんだ。

テラスには、奥穂高への稜線縦走の分岐標識が立っている。ここを右に進む。松涛岩のコルを目指しトラバースしながら進む。例年あるという雪渓をこの年は見られなかった。さあ、頂上が目前となったぞ。  Cimg2027_1

午後3時、やっと3106mの頂上に立った。思わず夫婦で握手。さえぎるものの無い北穂高山頂からの眺めは、素晴らしい!のひとことに尽きる。この写真は山頂から望む槍ヶ岳である。 足元すぐそばからは、深さ1,500mあるという滝谷の大キレットがパックリと口を開けているんだ。頂上の広場は20帖くらいだろうか。周囲には高さ30センチくらいの高さにトラロープが張ってあるだけ。足元を注意しながら写真を撮り、周りの山々の景色に見とれる。今日はガスが無く最高の天気だ。あー、至福の時だー。

山頂の東に、山小屋の屋根がある。さて、すこし下りて山小屋に入ろう。   (つづく)

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2006年7月22日 (土)

涸沢(からさわ)に向う。

翌朝5時、出発準備。山荘で朝食を摂っていると出発が遅くなるから、朝食しないで出掛けよう。山荘から昼食が支給されたが、荷物になるから置いていく。明日の帰路にもらうことにした。昼食はパン、チーズ、ジュース、ジャム、マーガリンの小袋など、腐らないものばかり。しかし、これじゃ力出ないだろうよ。

外に出るとまだ薄暗い。海に近い我が家ならとうに日が昇り始めてる時間だけど、さすがに山中ではまだまだ暗いのだ。川音がすがすがしく響いている。

5時半に横尾大橋を渡って山道に踏み込んでゆく。ガサガサッ、あっ、がいた!ほんの2~3メートル先の木の間を猿が登っていった。はやいなあ。

笹の中の道を進む。笹の葉も大きくていきいきして緑色が濃い。薄紫のミヤマシャジンが小さな釣鐘をぶら下げたようになって、あちらこちらにたくさん咲いている。

本谷川左岸の道を進む。樹林を抜けると屏風岩が眼前に迫ってきた。少し急登して尾根に出る。樹林の中を進むうちに展望が開けてきて、目指す北穂が見えてきた。よーし、今日はあそこの頂上に立つんだ!

本谷橋に着いた。6時半だ、ここで休憩し、ウウィダーを飲み込む。やっと日差しが明るく夏らしくなった。空は青々として我々を迎えてくれている。すばらしい日になった。

さて、出発。屏風岩の山腹に沿って急登。白いガレを過ぎ、大岩を左に折れてゆくと前穂が見えてきた。道はしだいに傾斜を増してくる。ミヤマハンノキの潅木帯を抜け、急な登りを越えると、美しい景色で有名な涸沢(からさわ)盆地を見下ろす高みに出た。

見ると、テントがたくさん設営されている。山荘が二つ見える。石段の道をたどり、警備小屋の前にでた。掲示板に事故の情報が書いてある。昨日は南岳で神奈川県の男性53歳が転落死、とあった。へりの音が聞こえてくる。時刻は8時半だ。

広いテラスの涸沢ヒュッテで休憩。カレーやら、コーヒーやら、ソフトクリームなどが販売されていて、とても洒落ている。我々は持参してきたおにぎりとチーズと、凍らせてきたトマトで朝食。トマトは既に解けていてぐしゃぐしゃだ。こりゃダメだね。

涸沢の眺めはすばらしい。ちょうどここは山に囲まれた盆地になっていて、紺碧の空の下に、ゴジラの背中のようにギザギザの山頂がぐるりとこの盆地を取り囲んでいる。 そして何より特徴的なのが氷河の爪あとであるカールとそこにまだ残っている雪渓の白さだ。周りの山々の上半分はねずみ色の岩肌にカールと雪渓模様で、下半分は満開の夏草や高山植物が咲き乱れている。そこにコーヒーの香りが流れてきて、なーんか、天国に来てるPim0004みたいな不思議な世界だ。時の経つのを忘れて佇み、景色の美しさを堪能した。

空の青、雪の白、紅葉の黄、赤の景色となる涸沢の紅葉はつとに有名だ。ぜひまたそういう秋の時期に訪れたいものだ。 とにかくここは別世界だ。         (つづく)

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2006年7月17日 (月)

上高地から横尾山荘まで

2004年7月下旬、いよいよ梅雨明けとなり、かねてからの計画通り、北穂高を目指すことになった。スポッット週間天気予報を念入りに採取し決行日を選んだ。

26日から天気は連日晴れ曇りの繰り返しだが、沖縄方面には台風が接近中だ。うむー、どうするか。台風は長野を避けるかも知れないから、えーい、ヨシ、出かけよう!

かくして27日(火)朝4時起床、5時半出発。車で一路,松本から沢渡駐車場を目指した。途中、妻と運転を交代しつつ、白根、諏訪湖SAで休憩。11時、沢渡の茶嵐バス停から上高地行きのシャトルバスに乗り込んだ。バスは上高地帝国ホテルの前等を過ぎて、45分で上高地大駐車場に到着した。11:45.

ここはPim0001一大観光地で、ホテル、レストラン、みやげ物店が立ち並んでいる。

気高き憧れの穂高連峰は夏雲で覆われて見えない。しかし、梓川の清流がとても美しく川底の玉石がきらきら光っているではないか。さわさわと響く瀬音が涼味を感じさせてくれて耳に気持ちよい。あー、なんと美しく荘厳な景色なのだ。流れの淵になってるところの水が、これまたつめたーい。頭から水の中に浸かりたくなってしまうくらい、魅力的だ。

人の混み合う河童橋を通り過ぎ、キャンプ場の散在するカラマツの樹林を通り抜け、原生林のなかの道をどんどん歩く。左手に梓川を俯瞰してほどなく明神池に着いた。ここで10分休憩。目の前に明神岳がどっかり座っている。

明神から川沿いに歩いて大きな古池の横を過ぎ、二倫草がある樹林を通り、草原に出てくるとそこが徳沢キャンプ場だ。レストランや喫茶店などもあり、何か、カナダかニュージーランド風な洒落たところだ。ハルニレの木陰で休憩。大学生のグループだろうか、楽しげにふざけあっている。日大の診療所もある。

徳沢からは、前穂高を左手に眺めながら深い原生林のなかの道を梓川沿いに歩く。左に大きな屏風岩が見えてきた。もう、このあたりまで来ると、行き交う人も少なく、ましてや都会の人のような格好をしている人はもう見かけない。

横尾山荘に着いたのが午後3時半だった。

この山荘は川沿いにあるので、建物も広くて、旅館のような風呂まで完備している。食堂で給仕する若い人たちは身のこなしがキビキビしていて、なにか東京あたりで給仕慣れした学生のように思える。とても長野の山奥の食堂とは思えない。

夕食後、二人でぶらりと梓川にかかる大橋の上を散歩して夕涼みを楽しみ、山荘に戻って早めに2段ベッドのなかに潜り込んで就寝、深い眠りに落ちていった。(つづく)

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2006年5月 6日 (土)

親に結婚承諾のハイキング

高草山ハイキングは、娘が私たちに結婚を承諾してもらうのが目的だった。

そのいきさつと言うのが、以前娘が結婚したい彼を自宅に連れてきたが、おとなしい男なので打ち解けれず、結婚の承認はお預け状態。それから1~2年が過ぎ、再度娘が彼を連れて来たいというので今度は室内での対座はやめて、普段の人柄が感じ取れるように、4人でボウリングをしてみることにした。

ボウリングは私たち親夫婦と若い二人組みとの対抗戦。普段70くらいのスコアーしか出してない娘が148も出したので、親夫婦は完敗、その日の夕食をおごるハメとなった。悔しいから今度は娘たちが苦手な山歩きをしようともちかけ、4人で高草山に行くこととなった。

頂上について楽しいはずの昼食お弁当は、いまいち盛り上がらない。下山途中娘がひざが震えるというので休憩していたところ、彼から私にしきりに視線が飛んでくる。?そしてついに彼の口からいきなり「あのー、来年ころまでに結婚したいんですけど」と出た!

我々も今日は二人の結婚を認めてやろうと観念して来てたから、私が「良いんじゃないの」と言うと二人は「やったー」と歓声をあげる始末。

さらに下山中、足の弱い娘の前を彼が歩いているので、娘をかばって後ろを歩けと彼に注意し、小うるさい父親の一面が出たりした。

ふもとに着き、法華寺に詣でて、そこであらためて彼から先ほどの結婚承認申込みを聞きなおし、親の意見をつけて正式に承認した。そこで4人で賽銭をあげ、あたらしい人生の始まりを祈願した。

やっと親に認めてもらった二人は今度はなんと、手をつないで歩き出したではないか!あー、彼は今日これをやりたかったんだ、いままで親の前で手をつなぐことを遠慮してたんだ。正式に承認しんだから、もう二人が手をつないでも仕方ないなあ。この瞬間から娘は親元から飛んでいってしまったんだなあ。

それから我々は街に出て温泉に行き、男同士で背中の流しっこをし、食堂で乾杯し、酔った彼と私は肩を組んで車に戻った。

帰宅後、早速彼から、また行きましょうとメールが届いた。ばかやろう、アツアツの二人と一緒に山になどいけるか。火傷しちまうわ。ふたりで勝手に行け!(*^_^*)

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2006年4月14日 (金)

富士山の山小屋

富士山には1時間くらい登る毎に、頑丈な山小屋がある。

山小屋の売店では飲食物はもちろんのこと、みやげ物などいろんなものを売っている。お金さえ充分持っていれば登山に困らないようにあれこれと揃えてある。品揃えが他の山とは全然違うのでびっくりしてしまう。まさにここは観光地そのものだ。但し高いよ。

缶ジュース350円、カップめん800円、カレー弁当千円、吸入酸素(空気)缶1500円。えっ、空気が1500円だよ!缶の中はカラみたいだよ。

面食らっちゃうのが山小屋の客あしらい。なんせ休憩がタダじゃない。なんか買わないと店内に腰掛けさせてくれない。だまってゴミをかごに捨てようもんなら叱られるよ。トイレなど勝手に使われないように見張りまで立ってるからね、スゴイよ。宿泊料約5千円を払わなきゃのんびり長居はできない。頂上の小屋なんか予約してないと泊めてくれないんだから途方にくれちゃう始末。富士宮口登山道では8合目の小屋だけが感じよかったくらい。

宿泊して寝るフトンたって湿っぽくて汗臭いよ。なんせズボンのまま寝る人が多いからね、ふとんの中だってザラザラしてるよ。それでも腰を伸ばして寝れるだけ有り難いって訳さ。

夜中の2時頃になると電灯がついて売店が開く。皆ゴソゴソ出かける支度。4時には山頂に待機していてご来光を拝みたいから、こんな夜中から動き出すのだ。そこへ懐中電灯をつけて夜道を登ってきた人たちがやってきてガヤガヤとしてくる。

外に出てみると横浜などの夜景がきれいだ。あれー、飛行機が目の高さより少し上くらいのところをホタルみたいに飛んで行くよ。わー、星が手に取れるくらい近くに一杯散らばってるー!感激だあ。ブルル、フワー寒いぃー。もう小屋に入ろうっと。

ご来光だ!あちこちから万歳の声。見渡すと人、人、人。どこからこんなに大勢人が出てきたんだろうと驚くくらいいっぱいの人が、ありんこみたいに群がって山の高みに立って日の出を見ている。まるで山中、人だらけだ。すごい山だね、まったく。

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富士登山

Nature1016 日本一高い山に登って、自信と達成感を満足してみたい・・・そういう人には富士登山をお薦めしたい。

高山は地上とはとんでもなく違って過酷な環境になる。そこに登るのであれば充分な調査と準備そして訓練をしなくてはならない。どんな目に遭うかわからないという緊張感が登山というスポーツの楽しさだ。準備に長い時間を費やすほどその日々が楽しいわけだ。HPでもいろいろ紹介されているからしっかり下調べをして欲しい。

Q;富士宮口新5合目から頂上まで、往復でどのくらいの時間がかかる?                       

A;登り8時間、下り5時間が高山病に罹りにくいお薦めの所要時間だね。しかし初日は5時間で8合目の山小屋に着き、一泊して星空や夜景を楽しみ、翌朝未明に頂上を目指すのが理想的。なお夏でも夕方6時になると暗くなるからそのつもりでね。高山病に罹らないようにするには、とにかくゆっくり登る。それには10分くらい毎に立ち止まって景色を眺めるとか、写真をとるとか、スケッチをするとか、下りてくる人に話しかけるとか、あれこれ工夫をすると良いね。そうやってダラダラ登るから時間がかかるわけさ。それがこの山を登るコツだ。

Q;山頂はどうなってる?

A;山頂には浅間神社があり祭司が2人いてご祈祷などの神事をやってくれている。富士山の8合目から上は全部、浅間神社の私有地なんだよ。山頂には深さ250mの噴火口の外周をめぐる約3kmのトレッキングコースがあって、そこから眺める360度の景色は最高。気温は夏の朝6時頃で約5度Cくらいで寒いよ。万年雪もあるよ。

Q;装備でとくに気をつけることは?

A;①ゴアテックのレインスーツ→約2万円くらいと高価だけど快適で防寒にも最適。命を守る服だ。②速乾性の下着上下。③足首を保護出来る底の厚い靴。③帽子止め。④日焼け防止用の布とクリーム。⑤杖は下山時によろけないために必要。他は一般的参考書どおり。

さー、いっちょ、登ってみるか?

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2006年4月 3日 (月)

安倍城址

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梅が咲いた2月、静岡市西部の洞慶院から安倍城址に登った。

静岡市羽鳥の洞慶院は梅の名所として親しまれているところだ。安倍城址への登り口は鐘楼横の案内板が目印である。林の中をトラバースしながら33番までの巡礼碑を過ぎると、今度は岩根木根の路をロープを伝ってのアップダウンが続き、およそ1時間で山頂に着く。三角点が435mと表示している。山頂は広く大勢が休憩できる。市街地が見渡せてよい眺めである。晴天ならきっと富士山が正面に見えるだろう。

Cimg1039帰りは増善寺へと下りた。木の根に足をとられてすっべってしまうから要注意。このコースは短いながらも急坂が多く、足慣らしにちょうどよいくらいだ。ルートとしては北の内牧から登って南の洞慶院に下り、そこには食堂も2軒あるから梅園で宴会でもやるのも良いだろう。梅香るなかを早春のハイキングが楽しめた一日であった。

 

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